ご訪問ありがとうございます。jeenです。
今日は以前から投稿したかったオーガニックについて記事を書いてみました。
この記事を見て少しでもオーガニックに興味をもっていただけたら幸いです。
私jeenは、現在オーガニックの生活を始めて、約5年近くになりました。
私がオーガニックに興味を持ったのは、留学でヨーロッパに行った時の事です。現地のスーパーでBio製品(オーガニック)の棚を見にしたのがきっかけでした。
それまではオーガニックとはどんな意味なのか、どんなものを指すのか全く知りませんでした。
今日は、このオーガニックについて紹介できたらなと思います。
コロナの為仕事を休んでいる期間がありました。その時にオンラインの「ナチュラルフード講座」でオーガニックについて学ぶことができました。
【オーガニックとは?】

オーガニックと聞いてどんなイメージを持ちますか?
・普通の商品より高価
・環境に良さそう
・商品にそれぞれマークがついている
・身体に良さそう
上記のことは、私がオーガニックを知らなかった頃思っていた事です。
「オーガニック」とは「有機的な」「自然な」という意味です。
具体的には、化学肥料や農薬を使用せず、自然の力を活用して育てた作物や製品を指します。
・オーガニック農業の方法:化学肥料や農薬、遺伝子組み換えの種苗を一切使用せずに栽培します。そのため、土壌や水質を保護し、環境に優しい方法で農業を行えます。
また、多年生作物だと最初の収穫の3年以上前、それ以外の作物は種まきや植え付けの2年以上前から化学肥料に合成された肥料および農薬を使用せずに栽培したものを言います。
・オーガニック製品:遺伝子組み換えの作物も避け、人工的な添加物や化学物質を使用せずに生産されているのが特徴です。
オーガニックの商品が店頭に並ぶまで長い歳月と生産者さんの努力があって、商品が出来ているのを感じます。
最近では、オーガニックは食品だけでなく、化粧品や衣類など、幅広い分野に使われているのをよく見かけるようになりました。
参考書:ナチュラルフード講座参考書
【オーガニックマークとは?】
オーガニック商品を購入する時様々なマークが付いていることがあります。ここでは、この違いに付いて紹介します。
日本の「有機JASマーク」

画像参考元:農林水産省
日本では、農林水産省が定める「JAS(日本農林規格)」認証がオーガニック製品に付与されています。「有機JASマーク」が付いた製品は、有機農産物や有機加工食品に関して厳格な基準を満たしていることを示します。
このマークを持つ製品は、化学肥料や農薬を使用せず、有機的な方法で栽培・製造されたことが証明されています。
EUの「EUオーガニックロゴ」

画像参考元:An official website of the European Union
欧州連合(EU)では、オーガニック認証を受けた製品に「EUオーガニックロゴ」が表示されます。このロゴは、EU域内で生産されたオーガニック食品が、EUの厳格なオーガニック基準を満たしていることを証明しています。
このマークをつけるにあたり農薬や化学肥料、遺伝子組み換え作物の不使用、また動物福祉にも配慮した生産方法が求められています。
アメリカの「USDAオーガニックマーク」

画像参考元:NY GREENFASHION
アメリカでは、USDA(米国農務省)が定めたオーガニック認証基準を満たす製品に「USDAオーガニックマーク」が付けられます。
農薬不使用・放射線照射・化学肥料不使用・成長ホルモンの不使用・遺伝子組み換え原料の不使用などが基準として定められています。
日本以外の製品にもオーガニックマークが付いているので、一目でどの商品がオーガニックで、どこで作られたものなのか見分けがつきますね。
【オーガニック認証の基準とは?】

オーガニックのマークが付いている商品は、どのようにして認証を取得していると思いますか?実は、オーガニック(有機)の認証を頂くためには厳しい審査を受けなければなりません。その審査を経て晴れて商品にマークをつけることができます。
農薬・化学肥料の不使用
オーガニックの農業方法では、化学的な農薬や肥料を使わず、自然な方法で作物を育てます。主に害虫駆除や土壌改良には、天然成分や有機物が使用されます。
遺伝子組み換え作物(GMO)の不使用
遺伝子組み換え種苗やを遺伝子組み換えを使用している全ての物は使わない。
環境への配慮
土壌や水の保全、農業の生態系への影響を最小限に抑えることが求められます。オーガニックの農業方法は、持続可能な農業を目指しており、自然との調和を大事にしています。
「オーガニックの牛乳や卵にはどんな基準があるの?」
野菜だけでなく、スーパーに行くとお肉や卵にもこのマークが付いている事があります。
野菜や果物は何となくイメージがつきますがこれらは、どのような基準でオーガニックと付けられているのでしょう?
・化学肥料や農薬を使っていない餌を与える。
・育てられる環境も大事で、動物にストレスを与えずに育てる。
・放牧や平飼いなどで飼育する。
・抗生物質やホルモン物質の注射など予防の目的として使用しない。
参考元:農林水産省HP
オーガニックを学ぶまで、動物たちがどこで飼育されて、どんな食べ物が与えられて、年に何回の注射を打たれているのか考えもしませんでした。生産者の方も必死で飼育も必死で商品を届けている気持ちもわかります。ですが、ぜひ一度この先の未来の事を考えて見直して欲しい点だと思いました。
【オーガニックが与える身体への影響】

オーガニックが身体に与える影響に付いて紹介する前に、オーガニックではない野菜や果物が身体に与える影響を少し紹介します。
【農薬や化学肥料が与える身体への影響】
農薬や化学肥料が私たちの身体に与える影響はどんな物があるのでしょう?普段口にしている食べ物の安全性を考えたことはありますか?
以前の私は特に何も考えず、スーパーの棚から野菜や果物を選んでいました。特に気にしていたことと言えば価格や見た目(傷んでないか、綺麗なものか)などです。当然、農薬や化学肥料のことは、全く考えていませんでした。
実は、農薬や化学肥料は様々な病気の原因に繋がっています。これは、人だけではなく大事なペット達にも言える事です。
・がん
・アルツハイマー
・貧血
・不妊
・新生児障害
・アトピー性皮膚炎
・糖尿病・胃炎etc..
食べて比較的すぐ出る症状としては、めまいや吐き気、頭痛、皮膚のかぶれなどあるそうです。
以前、アトピーの方が食事を変えてアトピーが治ったと言うお話を聞いたことがあります。私自身も数年間続いていた顔の吹き出物(赤ら顔)がオーガニック食品を食べるようになって半年くらいで症状がおさまり、病院に行かなくなりそのお陰で抗生物質の飲み薬や塗り薬も必要なくなりました。現在も大丈夫です。※全ての人に当てはまるとは言えません。
この経験から私たちの身体は、「食べたものでできている」と言う言葉が本当に身に沁みた時でした。
また、少し前から思うことは農薬や化学肥料を与えられて害虫から守られた薬まみれの野菜や遺伝子組み換えなどで成長した大きな野菜は何か不自然に見えます。いつでも買えるのはありがたいですが、旬の時期がわからないですし、自然の行いにとても反しているなぁと感じています。
一方で、オーガニックの商品は、化学合成された農薬や化学肥料の使用が制限されています。これにより、農薬が食品に残留するリスクを減少させることができ、私たちが農薬に知らず識らずにリスクにさらされる機会を最小限に抑えることができます。
特に、農薬が体内に蓄積されることで、長期的にみて健康リスクが高まる可能性があるので、オーガニック製品を選ぶことは、より健康的な身体を維持できる選択になるのではないでしょうか。
【オーガニックと一般の食べ物の栄養の違い】

ネットの情報をみると「オーガニックの野菜が常に栄養価が高い」と一概に言うことはできないと言われていたりします。
しかし、いくつかの調査結果では、「オーガニックには有益な栄養素がより多く含まれる」と言う意見もあります。
有機農産物には栄養的に望ましい成分(抗酸化物質、ビタミンなど)が多く、栄養的に望ましくない成分が少ない。
引用元:日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会
栄養価については、旬の食べ物や土壌環境によっても栄養の差は違うと思いますので、私は色とりどりの野菜をその季節のもので満遍なく食べるようにしています。
また、オーガニック食品を選ぶ理由としては、農薬の摂取を減らせることや、環境への負荷を大幅に軽減できる点が重要ではないでしょうか。
【オーガニック商品はどこで購入できる?】

オーガニックの商品を買いたいけど近くで買えるのかな?どこで売っているのかな?と言うかへ。少しですが私がいつも購入しているところをご紹介します。
【取り扱いのあるお店】
・イオングループ<通販サイトあり>
・ビオラル
・ビオセボン<通販サイトあり>
・GAIA<通販サイトあり>
・自然食品f&f
・ナチュラルハウス
・クレヨンハウス<通販サイトあり>
・こだわりや<通販サイトあり>
【ネット通販】
・楽天市場
・AMAZON
・iherb
【有機野菜・低農薬野菜・特別栽培農産物】
・らでぃっしゅぼーや(お試しセットあり)
・坂ノ途中
・ミレー(お試しセットあり)
・大地を守る会(お試しセットあり)
近年、ネットで色々な有機野菜や果物、調味料を買うことができて本当にありがたいですね。お野菜も作り手さんの顔が分かりますし、お試しが出来るので気になったところを試してみることができるのは嬉しいですね。
【終わりに】
いかがでしたでしょうか?
何となくでもオーガニックについて知っていただけたでしょうか?
きっと私は、肌の調子や身体の調子が良かったらこんなに深くオーガニックやナチュラルフードを学ばなかったかも知れません。
オーガニックとプラントベースの生活は私の生き方を変えてしまうくらい大切なものとなりました。
今では、自分の身体だけでなく環境や動物、将来の人のために少しでもできる選択を積極的にしたいと思っています。
この記事で少しでもオーガニックに興味を持っていただけたら幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
🌱プラントベース栄養学について興味がある方はこちらの記事も合わせてみてみてください。